ダラリふわりからのドンピシャ!

「連休が多すぎる」と感じるようになったのは経営者になってからである。

従業員だった時は連休が多ければ多いほど大喜びし、経営者になったらなったで「連休が多い=営業日が少ない=損」と考えるようになった。家賃や人件費は同じなのに、営業日が少ないなんて…という発想だ。180°考え方が変わる、というのはこのことかもしれない。

休みが多ければ多いほど、従業員がカラダを休めることが出来、レジャーを楽しみ、リフレッシュできる!!と思うようにしよう…( ̄ー ̄)。

私自身はというと、普段からON/OFFの境なく生きている。会社に行く時間(出勤時間)は、以前よりグッと減ったが、電車に乗っていてもテレビを観ていても、歯を磨いていても、仕事のことを考えているときがある。2年連続して財務状況が悪化し、どうするべかな~といつも頭に引っかかっている感覚がある。仕事の時は仕事だけ。リラックスするときは思い切りリラックス。という切り換えが大事、と言われることが多いけれど、私はそれがどうも苦手である。

非日常を味わっている時に、仕事での課題解決を思いついたりもするし、新たなアイデアが湧くのはボケーッとしている時だったりするので、どうもON/OFFはダラリふわりと連なっていることを良しとしている。予想もしない、一見何の繋がりもないモノとコト(あるいはコトとコト)が繋がる瞬間が大好きである。

自分の生き様を軸に、何かと何かが繋がる瞬間。私の人生はいろんなことに興味がありすぎてか、キャリアとしてはツギハギだらけ。それでもその時その時の私自身が、自分で考えて行動してきた軌跡である。

9月に判断するには情報が足りないと感じる商談があった。20代のときに出会った人とのつながりで、商談相手と会う前日に、その上司に会う機会を得た。情報不足を感じているいることを誰かに伝えた結果ではなく、偶然が重なりあっての出来事だった。細穴加工の「ほ」の字も知らない20代に世話になった人からのご縁で、今の課題にドンピシャの方に繋げてもらうことになるとは!偶然が幾重にも重なり合っての出来事だった。

ダラリふわりからのドンピシャ!

狙って出来ることではないけれど、ダラリふわりと連なることの良さを改めて実感できた。

白黒ハッキリしないことが多い世の中で、何かを選んでいくのは難しくも楽しい。

そう思える力が、今後(老後?)必要になってくると思う。

クリエイター×企業

「クリエイターとの交流会」なるものに参加した。クリエイターと言っても守備範囲はさまざま。製造業と言っても出来ることが企業ごとによって違うのとまったく同じである。

クリエイター6名と経営者6名の交流会。

たくさんのクリエイターの中から、自社の思いや方向性を共有し表現してくれる人(またはグループ)を選ぶにはどうしたらよいのかという質問をしてみた。答えは明快で、「クリエイターと企業等との“顔の見える関係づくり”」とのこと。とにかく顔を合わせ、お互いに思いや事業、強み弱みを語りあう時間を持つこと。共感するものが多ければ多いほど、お互いにいいものを作ろうとする。信頼関係という土壌の上に、クリエイター×企業の組み合わせが面白いものを生み出す…なんかワクワクする交流会。2時間の交流会後の懇親会も参加必須となっていたこと、人数を6人までと制限していることも参加してみて至極納得。

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会社のインテリアや外装、看板、チラシ、ホームページ、名刺、ロゴなどクリエイターが介在する案件は製造業であっても山ほどある。けれど、どこにお金を投入するかという選択を迫られたとき、どうしても後回しになっていたと思う。時代の流れによることも大きい。近年オシャレでカッコイイ町工場は増えているのも確かである。

というわけで、イケてる町工場!を数社勝手にご紹介(^^)/

興味のある経営者の皆様、ぜひリンクをポチッと♪

湿気に感謝

毎年、年賀状を送り続けてくれる友だちがいる。私が返信しないにも関わらずである。
返信しなきゃと思いつつも返信せずに数年が経ち、今年こそは!と年賀状を買い、年末年始をバタバタと過ごしてるいちに2月になり、春が過ぎ梅雨になった。「書き損じ葉書」として切手と交換してもらいに郵便局に行くのに、半年もかかった。無駄にしてしまった年賀状の束をようやく手放せる!というスッキリ感。

となるはずが…
「10月から切手代が上がるので、その販売開始日(8月20日)を待って、新しい金額の切手に交換した方が良いですよ」と窓口の女の人が親切に、かつ丁寧に説明してくれた。迷いが生じ、結局年賀状の束を持ち帰った。スッキリ感を期待していただけにモヤモヤ倍増。湿度も重なって、モヤモヤジメジメする羽目に。

ジメジメがモヤモヤを増幅し、「返信しなきゃ」がまた、ふっと頭をよぎる。その日の晩、その友達に思い切って電話した。

お互いに連絡したい、話したいとう同じ思いを抱えながら数年を過ごしていたようである。
「思い切って」に下線を付けたのは、電話するのにエネルギーが必要だったからだ。今電話に出られる状況なのか、電話番号変わってないか、出られなかったとしても折り返してくれるのだろうか、電話するほどの急用は無いけどメールの方がよいか、などコールする前にいろいろと考えてしまう。最終的には声が聞きたい!という思いがエネルギーとなって電話することが出来た。

彼女は彼女で、私に連絡したいと思っても忙しいだろうからとの遠慮もあり、近況を知るためにエストロラボのホームページを覗いてくれたらしい。そこでこのブログを見つけ、毎月楽しみに読んでいると言うのだ!一緒のことで悩んでるんや…と共感することもあるという。SNSを使わない彼女は私がいつブログを更新するかも分からないので、能動的にホームページを見に行くしかないだろうに…。子育て中、仕事もしている彼女の忙しさは、忙しがる私の比ではない(2018年9月ブログ参照)。そんな彼女がブログを読んでくれているなんて、嬉しくって仕方がない。楽しみにしてるというコトバが励みとなり、めったに乗らない筆が乗る感覚♪

毎月恒例の「ブログ書かなきゃ」の焦りを吹き飛ばしてくれた、古き良き友と親切な郵便局員さん。それと連絡を取る気にさせてくれた湿気にも感謝である。

ギリギリセーフ その2

なんと去年の11月30日に「ギリギリセーフ」というタイトルでブログを書いている。

今年も11月は最終日にバタバタとブログを書くことになるとは・・・(^-^;)

明日から師走。毎年この時期何かに追われるイメージが強くなる。

12月が決算という事もあるけれど、普段の1ヵ月と同じといえば同じなのになんだかとってもセワシナイ。

忙しく感じる原因を考えてみた。

一番に思いつくのは「頭の中がごちゃごちゃになっている」ということ。

何かを考えながらも、他のことも気になっている。それが2つ、3つと重なっていて絡まった糸を解けないといったイメージ。

いろんな種類のことを考えているからこそ一見何の関係も無さそうな点と点が繋がって、パッとひらめく!みたいなこともあるけれど、頭の中がスッキリしている方が気持ちいい、という感覚がある。

座禅、瞑想、滝行、断食をする経営者が周りに増えてきた。忙しい日常をリセットする、集中力を高める、頭をすっきりさせる、などのニーズを満たしてくれるものなのだと思う。ぼーっとする時間が脳には必要という記事もどこかで読んだ。12月は意識してぼーっとしようと思う。

ギリギリセーフ

自分で決めた年始の目標「月1度のブログ更新」。たいして高くもない目標のはずがなかなかどうして難しい。気が付けば1ヵ月が過ぎてしまうので、予め何ヶ月分かのテーマを決めたり、書き貯めたりしながらようやく10ケ月をクリアした。

 

なのに、11月は最終日に必死に書いている。

 

普段から伝えたいことを記録しておかないと、いろんな出来事や気づきがあるのに忘れてしまう。忘備録としても有効なブログ。石の上にも三年で3年は続けたいと思う。3年も続ければ習慣化するのでは、という淡い期待もある。

 

ギリギリセーフといえば納期。先日機械一台が突然壊れて四苦八苦した。短納期の仕事ばかり受けていたので、納期延長をお願いする羽目に。出来る限り無茶な納期で受けないように心がけているけれど、十数年の実績でそうそう加工時間の読みを外すことがなくなってきたこと、熟練工が増えてきたこと、定期的な機械のメンテナンスを続けてきたことで自信がつき、過信となって今回のような事態を引き起こしたのかもしれない。この度納期延長を快諾してくださったお客様や残業してくれた従業員に感謝しかない。

 

どれだけ注意を払っても予想外のことは起こる。そのことを肝に銘じて、普段から出来る限りの手を打っておきたい。

 

そう、普段から、、、ブログネタを記録しなくては…(^▽^;)

 

 

 

芸術文化部、再始動!

zenschoolに行ってから、ワクワクするものに敏感になり若い頃のことを思い出す機会が増えた。

良いのか悪いのか・・・私の中の『芸術文化部』がまた活動し始めた感じである。

芸術文化部は、映画、音楽、アート、演劇、絵本を含む文学をこよなく愛する気持ちと行動のこと。

趣味と言われればそれまでだが、起業してからの11年間、ずいぶん活動したい気持ちを抑えてきたように思う。

 

 

先日、京都の老舗のライヴハウス「磔磔」でW.C.カラスさんのライヴを観に行ってきた。

カラスさんはシンガーソングライター兼、樵(木こり)。

その生業を聞くだけでも、ググッと魂を持って行かれる(笑)。

 

 

その素晴らしさは文章では綴れないので、興味を持ったら是非聞いてほしい。

カラスさんの曲のタイトルだけでやられる人も多いのではないかと思う。

私が先日のライヴで一番打たれたのは「軍手の煮びたし」。

その他、

うどん屋で泣いた

「今日もなんとか切り抜けられた」

飯炊き男のブルース

「誰かが死んだら靴を見るといい」

などなど。

 

 

 

歯をむき出しにした笑顔がベースのカラスさん。

歌も上手いし、声もいいし、カッコいい。

好きなことをやっている、と言っていいのか分からないけれど

キラキラしているのは間違いない。

 

 

芸術文化部の活動は月に〇回と、上限を決めないとえらいことになりそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SNSの効果

エストロラボで使っているSNSはFacebookとinstagramである。

FBは2012年8月から、instagramは30代の従業員に教えてもらって

2015年の8月から始めた。

 

主要ソーシャルメディアのユーザー数まとめ』によると、

SNS名/世界のユーザー数/日本のユーザー数/メインとなる属性

Facebook/16億5000万人/2400万人/20~40代の男女

instagram /5億人/810万人/20代女性

Twitter/3億人/3500万人/10~20代の男女

LINE/2億2000万人/5800万人/10~20代の男女

となっている。

 

国内ユーザーをターゲットとしている弊社としては、ユーザー数から言えば

LINEとTwitterを使うべきではないのでは???

と思いながら、使い慣れたSNSで良しとしている。正直、あれこれ分析してより効率的に、、、と追求することを想像するだけで疲れてしまう。

言い訳もある。

細穴加工のユーザーとしては30~50代の男性が多いだろうと思うと、FBで拡散するのが一番効果的ともいえる。

 

数種類のSNSをターゲット層に合わせて有効に活用すれば、もっと効果が上がるのかもしれない。とはいえ、写真を撮ったり編集したり文章を考えたり、ということにいったいどれくらいの時間をかけているのだろうか?

 

5年ほど続けてきたので当初よりは効率的に記事を掲載できるようになってきたが、果たして効果のほどは?と聞かれると、、、う~んと唸らざるを得ない。

 

先日20代の女性が働きたいと電話をくれた。

弊社のことをどこで知ったかを尋ねると「instagram」との回答。

求人募集はHPと、ハローワークとFBで掲載したのに、なぜにinstagram???

 

摩訶不思議である。

 

すべては繋がっているということか。(そりゃそうだ。)

 

摩訶不思議でもなんでもエストロラボに辿りついて、働きたいと言ってくれる若者が居るということが嬉しい。

 

SNSの投稿めんどくさいなぁ~と思うこともしばしばだが

時々こういう反応や出会いがあると

コツコツ続けるしかないな、と思い直すことが出来る。

 

というわけで欲が出て、続ける自信はまるでないのにTwitterを始めて見た。

どうなることやら。

 

 

 

Nice to meet me!

4月のブログで決心したスクールへの受講を終えた。

その名も「zenschool」。

なんとなく「ゼン(禅)」という言葉には魅かれるし、

先輩受講生の迫力ある勧めが受講に至るきっかけだった。

 

 

スクールの説明文には「クラウドファンディングを活用した自社製品開発をお教えする実践型の講座です」「やりたいことを見出したい、よいアイデアをビジネスにしたい、を実現するための学校です」「下請け企業の自社製品を支援いたします。当社の提供するサービスは、製品企画から、試作、クラウドファンディングによる資金調達、販売まで一貫して町工場の自社製品開発を支援します」「経営者が心からやりたいことを見つける学校です」とある。

 

 

ふむふむ。な~るほど。

細穴放電加工専門の受託加工業を生業にして11年。仕事の依頼がくるのを待つだけでは売り上げが足りない。かと言って営業を強化してもすぐ受注には繋がらない。「目指せメーカー!」と自社製品開発を試み、エストロロボを作った。売り方が分からず、最初の5年は全く売れなかった。もっと早くにゼンスクールの存在知っていたらな~と思った。

 

自社製品開発はすでにやってるしな~、経営者が心からやりたいこと???

そんなん3日間で見つかるもんなんかな~

とはいえ卒業生の方たちはなんやイキイキワクワクしてはるしな~

と、まさに「半信半疑」の状態で迎えた初日。

受講生5人ともが半信半疑状態。「半(半分)」とはいえきっと「信じる51:疑う49」なのだろう。

「信じる」がプラス目なので皆受講を決めたのだと思う。そんな仲間たちと過ごした3日間。

 

 

前夜:期待半分、不安半分でなかなか寝付けず。

初日:睡眠不足の頭と体にハードなアウトプットタイム。脳みそが疲れすぎて、また寝付けず。

2日目:引き続き、あれやこれやとハードな一日。やりたいことが出てきたけれどワクワクせず。

疲れ果てて爆睡。

3日目:事業計画をたてる。帰宅して出てきた事業のことを考えるとワクワクして眠れず(笑)。

 

 

「ゼンスクールでは知識は与えますが、「答え」は決して与えません。」と書かれているし、スクール中にも繰り返し言われた。

答えは自分の中にある、ってこと。自分のことってなかなか見えない。他者のことはよく見える。それを繰り返し体験させてもらった。

 

知識、経験、世間体、そのた諸々で厳重に梱包している箱の中身を取りだす3日間だった。

自分の知らない自分に出会う、なんとなく懐かしく恥ずかしく嬉しい感覚。

あぁ、受講して良かった。

 

 

取りだした「やりたいこと」を、これからワクワクしながらカタチにしていく。

 

まずは成果発表会に向けて、妄想と創造と実践を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

そこそこ、ほどよし

ふと目にとまり、読み終えて切り抜いた新聞のコラム。

多くの方にも読んでもらいたいと思い、上手に編集できる自信もないので全文を丸ごと転記する。なんと非効率な作業(丿 ̄ο ̄)丿!

時間のある時に読んでもらえたら、共感できるか否かは別として嬉しい。

 

無駄の排除、効率化一辺倒に違和感を覚えていたけれど上手く表現できなかった。

このコラム、「無駄をなくして効率化し続けたら…ん?どうなる??? ホントにそれだけ突き詰めればよいの?」というモヤモヤを払拭してくれた。

 

効率効率と唱え、無駄を省いた結果、最も適しているであろう「最適」に辿りついたころには環境が変わり、また別の「最適」が手の届かない先にある。終わりのない最適追及に疲れ果てる感覚。やってもやっても……とゴールが見えないあの感じ。

 

手さぐりとか、試行錯誤とかいう言葉で府に落とそうとしてたけれど、最適追及の道中に

”ほどよし”を見つけるのも悪くない。

最初から”そこそこ”を目指すという訳ではなく、”準最適”の重要性を理解すれば、ビジネスがまたひとつ面白くなるような気がする。

 

無駄なことに潜む、可愛げを見つける喜びは

”失敗の進化”を遂げてきた人間にしか味わえないのかもしれない。

 

Life is beautiful! なのだ。

 

 

—-以下、コラム全文—-

準最適のすすめ

東京大学教授 西成活裕 氏 著

 

最適化という言葉を聞くことが多くなった気がする。ちょっとカッコいい言葉にも聞こえるが、いったい最適とは何だろうか。ビジネスでは、ある目的を達成するための最も効率的な状態、という意味で用いられていることが多い。どうせ何かをするならば、無駄を無くして効率的にしたいという思いも理解できるが、実際それは容易なことではない。

そもそも私たち人間自体が、進化の過程で最適化されて出来たものではない、と遠藤秀紀さんは著書「人体 失敗の進化史」で述べている。その場凌ぎの仕様変更を繰り返して出来たのが人間だ、という主張を聞くと、そもそも私たちに最適化ができるのか怪しく思えてくる。

初めから全てを見通すことが出来ない我々は、変化していく未知の環境で、結果としてそこそこ、ほどよしの対応を繰り返しているのが実情であろう。変化していく環境に合わせ、常に最適の追いかけっこをし続けるのはかなり難しい。それなら常に最大の効率を目指すのではなく、ばらつきがある環境でもあまりパフォーマンスを落とさないことの方が重要なのではないだろうか。これを私は「準最適」と呼んでいる。例えばモノ作りにおいては、常に最新の自動加工機械を揃えておくのは理想だが、コストがかかる。そこで、ほどよいレベルの機械を使い続けていれば、何かトラブルがあったときの修理も比較的容易だし、雇用の創出にもつながるのだ。これを経済学者のシューマッハーは中間技術と呼んだ。

もちろん最適を狙うべき場面もあろうが、ほどよしという一歩引いた価値観を見直してみるのもよいのではないだろうか。

—-2017.6.28付 日本経済新聞「明日への話題」より—-

 

 

ガールスカウト

小学校1年生からずっと「ガールスカウト」をやっている。

3姉妹ということも影響していると思う。

母親が元教師であり、子育てしながらガールスカウト活動に打ち込んでいた人なので

その影響も大である。姉二人は辞めてしまったが、私は辞めそびれて現在に至る。

高校生年代を終えるとスカウトを卒業し、子供たちをサポートする「リーダー」になる。

 

ボーイスカウトより圧倒的に知名度が低いことは否めないが

数多ある青少年の教育団体としては歴史も長く、イギリスで誕生して100年が経つ。

会社を経営し始めて11年。「継続」することの難しさを痛感すればするほど、

100年続く組織としてガールスカウトを捉えたとき、やっぱり理念が大事なんだなぁ…とつくづく思う。

理念に共感した人々が連綿とその情熱を注いだ結果の継続である。

 

いろんな習い事や仕事を継続してこなかった私だけど、ガールスカウト活動だけは細々とでも続けてきたのはなぜだろう。

一言で言えば「母親の影響」。母によって入会することになり、楽しいと感じることが多くて続けている。

読んで字のごとく女性だけの団体である。

私が子供のころのリーダーたちはほとんどが専業主婦だった。彼女たちの向学心と探求心、子供たちを思う愛情に

支えられて本当にいろんな経験をさせてもらった。

 

昨今の女性はとても忙しく、大人だけでなく子供までもが忙しい時代。

スカウトの数もリーダーになる人(続けられる人)も年々減っているのが現状で

これまでの100年のように情熱だけで続けていけるものなのだろうか、と時々思う。

何が人を動かすのか。

ボランティア団体とはいえ、組織を運営するという意味では会社経営と本当に似ている。

 

どんな組織も繁栄する(継続する)にはニーズと魅力が必要なんだと思う。

 

エストロラボの魅力はいったい何だろう?

怖いけど従業員に聞いてみようと思う。

 

 

 

 

ガールスカウトの理念はコチラ

http://www.girlscout.or.jp/about/policy/