4月のブログで決心したスクールへの受講を終えた。
その名も「zenschool」。
なんとなく「ゼン(禅)」という言葉には魅かれるし、
先輩受講生の迫力ある勧めが受講に至るきっかけだった。
スクールの説明文には「クラウドファンディングを活用した自社製品開発をお教えする実践型の講座です」「やりたいことを見出したい、よいアイデアをビジネスにしたい、を実現するための学校です」「下請け企業の自社製品を支援いたします。当社の提供するサービスは、製品企画から、
ふむふむ。な~るほど。
細穴放電加工専門の受託加工業を生業にして11年。仕事の依頼がくるのを待つだけでは売り上げが足りない。かと言って営業を強化してもすぐ受注には繋がらない。「目指せメーカー!」と自社製品開発を試み、エストロロボを作った。売り方が分からず、最初の5年は全く売れなかった。もっと早くにゼンスクールの存在知っていたらな~と思った。
自社製品開発はすでにやってるしな~、経営者が心からやりたいこと???
そんなん3日間で見つかるもんなんかな~
とはいえ卒業生の方たちはなんやイキイキワクワクしてはるしな~
と、まさに「半信半疑」の状態で迎えた初日。
受講生5人ともが半信半疑状態。「半(半分)」とはいえきっと「信じる51:疑う49」なのだろう。
「信じる」がプラス目なので皆受講を決めたのだと思う。そんな仲間たちと過ごした3日間。
前夜:期待半分、不安半分でなかなか寝付けず。
初日:睡眠不足の頭と体にハードなアウトプットタイム。脳みそが疲れすぎて、また寝付けず。
2日目:引き続き、あれやこれやとハードな一日。やりたいことが出てきたけれどワクワクせず。
疲れ果てて爆睡。
3日目:事業計画をたてる。帰宅して出てきた事業のことを考えるとワクワクして眠れず(笑)。
「ゼンスクールでは知識は与えますが、「答え」は決して与えません。」と書かれているし、スクール中にも繰り返し言われた。
答えは自分の中にある、ってこと。自分のことってなかなか見えない。他者のことはよく見える。それを繰り返し体験させてもらった。
知識、経験、世間体、そのた諸々で厳重に梱包している箱の中身を取りだす3日間だった。
自分の知らない自分に出会う、なんとなく懐かしく恥ずかしく嬉しい感覚。
あぁ、受講して良かった。
取りだした「やりたいこと」を、これからワクワクしながらカタチにしていく。
まずは成果発表会に向けて、妄想と創造と実践を楽しみます。