日本IBMの新人研修の一環でメールインタビューなるものを受けた。担当の新入社員がエストロラボについて調べた上で、創業者である私にメールで質問。それにメールで答えると、担当者がそれをまとめ、他の新入社員に共有し、皆の感想をまとめるという研修のようだ。
リサーチ力、質問する力、まとめる力、伝える力を鍛えるのだろうか。
質問は以下の7つ。ありゃ、結構ガッツリ聞いてくるのね(;^ω^)、といった感じ。
起業・社長業について
①複数の会社の運営に携わっておられ常にマルチタスクであるかと思われますが、
タスクマネジメントで工夫されていることはありますか?
②細穴放電加工を商品技術として売り出そうと思われたきっかけはありますか?
③起業をした後、会社を発展させて行くことが難しいように感じますが、
会社を発展させていくときに必要なマインドはありますか?
④社長になられてから最も苦労されたことは何ですか?
女性の働き方について
⑤女性が働きやすい環境とはどのようなものであると思われますか?
⑥働く女性はどのように仕事とプライベートを両立させるのが良いとお考えですか?
⑦社会全体で、今後より女性が活躍するためには何が必要だとお考えですか?
ガッツリした質問にガッツリ大真面目に回答したところ、こんな感想をもらった。
“私自身も、「IBMに入社したから…」「女性が働きやすい会社だから…」と、なんとなくこの会社で活躍していかなくてはいけないと考えていたのですが、私にとっての「活躍」とは何なのか?活躍する人だけが偉いと思っていないか?自分自身が心から実現したいことは何なのか?と考え直す良い機会となりました。
また、回答を拝読しながら、女性の働き方について質問すること自体がバイアスのかかったことだったかもしれないと感じました。不躾な質問にも丁寧にご回答いただきありがとうございました。”
何かを考え直すきっかけとなったようで、とても嬉しい。メールで2回ほどやりとりしただけだが、新人さんたちといつかリアルで会ってみたいと思った。
若いっていいな、という思いと同時に、しっかり訓練される大手企業の新人教育を垣間見る機会を得たことを有難いなと思った。このご縁は高校の同級生が繋いでくれたもの。いつどこで誰と繋がるか分からない面白さを味わった。馬場くん、有難う。