超高齢社会


WHO(世界保健機構)が定義している「高齢社会」というコトバ。

65才以上を高齢者と定義し、全人口に占める割合で以下の3段階に分類されているらしい。

7%以上:高齢化社会 Aging society

14%以上:高齢社会  Aged society

21%以上:超高齢社会    Super-aging society

日本は1970年に「高齢化社会」に突入し、1995年に14%を超えて「高齢社会」になり、2001年に21%を突破して「超高齢社会」になった。「世界で一番の高齢化社会」という私の認識はWHO的には間違っていて、その先の先を行く「超高齢社会」になって17年も経過しているという事実。

調べてみると100歳以上が6万7千人。90歳以上は2万人を超えている。

<参考>総務省統計局「高齢者の人口」

 

 

2015年時点で現役世代2.3人で1人の高齢者を支え、予測推移によると2065年には1.3人で1人を支える計算となるらしい。現役世代(15~64歳)と高齢者(65歳以上)の比率はどれくらいが妥当なのか分からないが寿命が伸びて長くなるであろう老後を年金だけで暮らしていくには限界がありそうだ。国が「人生100年時代構想会議」なるものを設置したのも、こういった人口推移を考えてのことだと思う。

目指すは

「一億総活躍社会実現、その本丸は人づくり。子供たちの誰もが経済事情にかかわらず夢に向かって頑張ることができる社会。いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。人生100年時代を見据えた経済社会の在り方を構想していきます。」

とのことらしい。

 

 

出来るだけ長く働いて、出来るだけ長く(多く)税金を納める国民が増えないことには、首が回らなくなることは目に見えている。老後はゆっくりゆったり過ごそう、なんて思うことすらダメな時代に突入したということか。人生100年時代がやってくると言われても正直あまりピンとこなかったが、会社の定年は60歳で良いのか、私自身は何歳まで働くのか、など身近な課題について真面目に考えないといけないなぁ、とようやく思い始めた。

 

がむしゃらに働いた30代を終え、後任も育ちつつあるので40代は少しゆっくり働こうなんて思いは捨てて、日本のためにがむしゃらに働くぞ!

 

・・・・・とは思えないので、個々に合わせた働き方を提供できる柔軟な会社組織にしていこうと思う。

 

出産、育児に専念したいので3年休みます

介護したいのでしばらくは週2回だけ働きます

オリンピックの応援に行くので2週間休みます

1年間留学してきます

副業で〇〇始めます

思い切って起業します

 

多様な働き方やライフプランに応えられる柔軟な会社を目指すには、いろんな世代といろんな考え方が混在することを良しとし、誰もがそれぞれを尊重できるそんな社風が必要だと思う。

 

1年ぐらい前、社員のひとりがビジネスプラン(エストロラボの新規事業)を提案してきてくれた。考慮の末、実現できないと断念した私。結果彼女は起業を選び、1年後に退職することが決まった。社内起業させてあげるほどの体力が今の会社には無いとの判断だったが、企画力、発想力、行動力のある彼女を失うのは、会社にとって大きなマイナスなのでは?という迷いもあった。会社の体力の無さを認めるのは自分の無力を認めることになるので無念でならなかったけれど、他の社員が彼女の決断を前向きに受け取ってくれたことで救われた。退職を決めても変わらず高いモチベーションで細穴加工に取り組む彼女の姿勢は周りに良い刺激を与え、周りのみんなも応援したくなる気持ちが湧いてくるようだ。

 

それぞれを尊重できる社風になりつつあることを感じられる出来事だった。

 

京都で子育て応援カフェ『cafe siskoti 』オープンする彼女の頑張りに、私も初心を思い出し思い切り刺激を受けている。チャレンジすることに臆病になっている自分に気づき、そこから脱出したいという気持ちが芽生えたのは彼女のおかげである。

 

「いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。」

図らずもまんまと国が目指している方向に向かっているようだ。

 


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