中期事業計画書

只今10期目の下半期に突入しています。2016年は11期目、3月18日で丸10年経過したことになります。
次の10年をどうしていくか、市場の動向を分析し、今いる仲間とこれから雇用するであろう若い人たちと一緒に出来ることを考えていく必要があります。

中長期の事業計画書をきちんと書きたいと思って数年経ちました。
今のところ誰かに提出する必要があるわけではありません。頭の中を整理したり、従業員に将来のビジョンを示したりするのに必要だと思って着手しても、なかなか筆が進みません。
外部環境も内部環境も変わるだろうし、10年先まで綿密に計画をたてたところでそのとおりに行くはずもない、という思いも自分の中にあります。それでも、創業の時に訳も分からず事業計画書を書いたことが後になって有効に働いたという体験が、そろそろ次の事業計画を練った方が良いよ~と自分自身に語りかけてきます。自分でいついつまでと期日を決めて真面目に取り組めばとっくに出来上がっているはずですが、まだまだ構想段階です。

そんな時に「中小企業基盤整備機構、経営支援部 連携推進課、統括プロジェクトマネージャー」という肩書の方に出会いました。月に1度1時間の面談をして頂いていて事業計画書作成のお手伝いをしてもらっています。
最初は想いを語るだけであっという間に時間が過ぎ、それでも聞き方が上手というか、合いの手が上手くて、自分でも気づかなかった想いを引っ張り出してもらったり、こういう風に考えたらどうですかと視野を広げてもらったりしています。飛ばした月もあるので1月から始めて5~6回面談してもらいました。骨格だけでも事業計画書を書いて持って行けばよいものを、全然カタチにならないまま根気強くお付き合い頂いて8ケ月。私としては面談のたびに新たな気づきがあり、頭がすっきりするので感謝感謝で進んでいる感があります。

が、ついに昨日の面談で宿題出されちゃいました~!!
そりゃそうですよね・・・。
この調子だと事業計画書を書くのに数年かかってしまうペースです。うすうすこれじゃいかんな、と思っていましたが、ニコニコ顔で「じゃ、次までにコレとコレは概算で構わないので数値化してみてください。」と言われました。
いきなり期日を決められたら出来ない自分に嫌気がさしていたと思います。じっくり話や想いを聞いてもらった上で、このタイミングで期限付きの小さな宿題。これなら出来そうと思わせつつ、お忙しいでしょうから無理なさらずにねとやんわりの言葉かけ。ああ、この人に「がんばりましたね」と褒められたい~と、強く思いました。

従業員のモチベーションを私もこんな風に高めるような言葉かけが出来ているのか・・・反省しつつ、やるぞ~という熱い想いを注入された1時間となりました。
この場を借りて、Tさんいつも有難うごさいます。Tさんを紹介してくださったNさんにも感謝です。

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